毎日新聞の経済面に、「となりの達人」という身近にいる仕事の達人を紹介するコーナーがあります。
不定期連載のようですが、今週は三日間にわたり、ジュンク堂書店の田口久美子さんにスポットを当てた記事が出ていました。
「書店員を育てるのは、カタカナを漢字に変える作業」と田口さんはおっしゃっています。
どういうことかというと、耳から入った「ハリマゼネンプ」という音を「貼雑年譜」という漢字に変換する力が書店員に求められるということです。
これをすぐに変換できるところがすごいですね、やはり達人と感嘆してしまいます。
ちなみに「貼雑年譜」とは、江戸川乱歩の本だそうです。
この記事の中で、「ニシツル」あるいは「マツモトキヨハル」の本は、と田口さんに聞く若い書店人も出てきます。
おそらくお客様からその音で尋ねられて、わからずに田口さんに助けを求めたものと推測します。
「ニシツル」を西鶴、「マツモトキヨハル」を松本清張と変換するのは、落ち着いていれば簡単そうですが、あわてていると難しいかもしれないですね。
私は以前、「アン」という人の書いた本の正確な書名を教えてくれ、という問い合わせを電話で受けたことがあります。
私は「安」と変換し、韓国語関係かな、と思ったのですがどうも話がかみ合わない。
よく確認してみたら、庵(いおり)先生の著作でした。
書店員の資質を私は欠いているようです。
2007-03-29
Topics
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08.08.11 【Web連載】「かとちえ短歌ストーリー」第7回テーマ「ファミレス」更新しました。
08.07.25 【あたらしい本】『まぎらわしい!TOEIC®テストに出る単語・熟語・表現完全攻略』をアップしました。
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