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「力」が持つ力

世の中いろいろな力(りょく)があるもので、最近話題の力といえば「鈍感力」でしょう。
もともとは作家渡辺淳一氏の最新エッセイのタイトルに使った造語でした。
それが、先週小泉前首相が安部現首相に「鈍感力が大事だ」とアドバイスをしたということで、かなりマスコミに取り上げられ、ある意味キーワードになったようです。
また、エッセイ集自体の売行きも好調と聞いています。

流行っているんだな、と実感したのは、今日私宛に届いたメールの中に「鈍感力を発揮するように」と書かれたものがあったからです。
弊社から刊行している本の著者の方からだったのですが、いろいろと心配をしていただき最後にこのメッセージがありました。
ちょうど、今日のこのブログの話題は何にしよう、鈍感力だけでは弱いかな、と思っていたところだったので、迷っていたところを後押しされた感じになりました。

一般的にはマイナスのイメージのことばでも、そのことばに「力」がつくことによって、プラスのイメージに転化されることがあるのですね。
「鈍感力」と力がついたことによって、図太い・ものに動じないイメージが強調されたと思うのですがいかがでしょう。
ことばに対する作家のイメージ喚起力に感心するのと同時に、「力」ということば自体が持つ力も感じました。
2007-02-27
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