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フェア・トレードって何だろう?

フェア・トレードを探しに FAIR TRADE TRAIL

フェア・トレード_978-4-88319-454-4 

著者:三浦 史子

定価:1,900円+税

ISBN978-4-88319-454-4

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【内容】

「フェア・トレード」とはアジアやアフリカ、中南米などの農産物や
手工芸品を、買いたたくのではなく、「公正」な価格で生産者と取引をする
ビジネスのあり方であり、国際協力につながる運動のこと。
その実情を求めて、フェア・トレード運動の本場ヨーロッパをはじめ、
生産地のガーナ、インドを徹底取材し、現場の生の声を中心にフェア・
トレードの現状を伝える渾身の一冊。撮り下ろし写真多数掲載。

【目次】

第1章 ダージリンへ
―紅茶とフェアトレード・ラベル

第2章 ヨーロッパへ
―カフェやショップと活動家たち

第3章 ガーナへ
―開発援助とフェア・トレードの関係

第4章 なにをアンフェアと呼ぶのか?
―国際的な背景とさまざまな運動のかたち

第5章 インドへ
―半砂漠の刺繍とガンディー思想

第6章 そして日本へ
―手工芸品のデザインとネットワーク

【著者プロフィール】
三浦史子
山口県生まれ。東京造形大学造形学部在学中より世界各地に旅する。
店舗の企画設計職を経て、1990〜91年イギリスに滞在。
帰国後、出版編集に携わる。98年よりフリーランス。
ひと、もの、ことの「移動」を切り口に、取材活動を続けている。

最終回 かとちえの短歌教室 テーマは“偶然”

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 「かとちえの短歌教室」は終了いたしました。?????????`?i?????????j

ひきつづき、リニューアル版として「かとちえの短歌ストーリー」をお楽しみください????????

    

更新日1月10日





加藤千恵近影

【著者プロフィール】加藤千恵(Kato Chie)撮影/五十嵐和博
 1983年北海道旭川市生まれ。歌人。立教大学日本文学科卒。高校生のときに処女短歌集『ハッピーアイスクリーム』(発行・マーブルトロン、発売・中央公論新社)で話題を集める。
 現在、集英社携帯サイト『theどくしょ』で、自身初となる小説連載を行っているほか、NHKラジオ「土曜の夜はケータイ短歌」にゲスト歌人として出演中。その他にも、阿部和重氏と共に、雑誌『Cobalt』(集英社)「コバルト・プチポエム」の選考委員をつとめるなど、短歌以外でも、詩、エッセイ、小説、などの幅広い活動を行っている。主な著書に『ハッピーアイスクリーム』(中公文庫)、『たぶん絶対』(発行・マーブルトロン、発売・中央公論新社)、『ゆるいカーブ』(スリーエーネットワーク)など。



<ご挨拶>
加藤千恵です。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年の抱負、みなさんもう決められたでしょうか。
先日、「抱負を、人に勝手に決められている人」というのを飲み会で見かけました。
(しかもその抱負はどうかと思うものだった)
みなさんはそんなことのないよう、気をつけてくださいね。普通ないですが。
ちなみにわたしの抱負は「自立」ですが、そのうち変わるような気がします。
毎年途中で忘れたり変えたりしてしまうので。ほ、抱負になっていない……。
それでは、本題にうつります。


<短歌教室最終回>
新しい年が始まったわけですが、
短歌教室は今回で最終回です。
今まで、選評が的外れだったり、アドバイスがまるでためにならなかったり、
といったことも多かったと思うのですが、
みなさんから送っていただくメッセージは、
温かいものばかりで、いつも励まされました!
短歌教室を大変楽しくやらせていただけたのは、本当に、
短歌やメールを送ってくださっているみなさんと、
読んでくださっているみなさんのおかげです。心から感謝。
次回から、この連載は『かとちえの短歌ストーリー』ということで、
大幅にリニューアルされますが、
(リニューアル内容については、前回のお知らせをご覧下さい)
これからもどうか、よろしくお願いします。

<今月の作品>

 〜第12回テーマ「偶然」
難しいテーマだったと思うのですが、
(自分で作ってみても実感しました)
優れた作品がとても多く、
紹介しきれないのが本当に残念です。
それでは、気になった作品を紹介します。
( )内が投稿者のお名前(ペンネーム)です。

 


君がいるわけない場所に来てもまだ出会えることを期待している(Re:)

 2句目と3句目ですが、
 口に出したときの響きがあまりよくないです。
 字数がリズム(この場合は7・5)どおり合っていても、
 音によって受ける印象は変わります。

 

 

「たまたま」と「おんなじかよ」を言うために選んだ服を着てニヤけてる(たから)

 好きな人と同じ服を持っている(あるいはわざわざ買った?)、
 というシチュエーションだと思うのですが、
 具体的な情景がいまいち読み込めない感じもありました。
 好きな人がこれを着ることがなぜわかっているのでしょう。ストーカー短歌?

 

 

もこみちが私にひとめぼれをしてつき合うことになったらいいな(山田フサエ)

街角でぶつかるような恋とかは あたしのために存在している(ろくもじ)

 2首並べたのは、どちらの短歌も、
 「さりげなくさらっとではあるけれど、すごいことを言っている」
 という点での共通が見られたからです。
 笑いの含まれた、完成度の高い作品だと思います。
 2首目、「街角で〜」は、一マスあけ(必要でしょうか?)や、
 3句目の「とか」が字数合わせに思えたのが気になってしまいましたが。

 

 

待っていたように壊れたハイヒール 祝福されない恋がはじまる (安藤えいみ)

 大変かっこいい短歌だと思うのですが、
 逆にかっこよすぎな感じも否めません。
 下2句が既にドラマチックなフレーズになっているので、
 (祝福されない恋、というのは、時々使われるものではありますが)
 上に出してくる小道具やエピソードは、もっと地味(?)なものであったほうが、
 バランスが取れるのではないでしょうか。

 

 

何度まで偶然といういいわけが通用するか試験中です(振戸りく)

 おもしろい短歌だと思いました。
 ただ、意味的には、
 試験中、というよりも、実験中、といったほうが、
 ニュアンスが伝わる感じがしたのですが、いかがでしょうか。

 

 
五十億分のひとりの確率で出会えた課長の毛をむしりたい(さかいたつろう)

 おなじみ(?)のさかいさんの会社員短歌ですね。
 今回も笑わせていただきました。
 前半と後半のギャップがすごいです。
 でも「五十億」というのは、何をもとにした数字なのでしょう?
 世界の人口かなあと思ったのですが、もっと多いですよね。

 

 

あなたには偶然だろう 私には運命だから日記に書いちゃう(たろすけ)

 今回、「偶然」というテーマにおいて、
 運命を引き合いに出してくる短歌はいくつかあったのですが、
 この作品が1番うまくまとまっていたように思えます。
 偶然と運命の対比、あなたと私の対比が、
 無理なく自然にまとまっていて、完成度が高いです。

 

 

話しかけるほどでもないか四年前好きだった人と信号を待つ (ゆりこ)

 わりとドラマチックな場面でありながら、
 過剰にならず、淡々と書いているのがいいと思いました。
 ただ、もう少し、主張や表現に独自性が欲しかった気もします。

 

 

探しても偶然にでももう二度と会えるわけなくなる春が来る (ゴニオ)

 最初、好きではなくなる、という感じで、
 会えることがなくなってしまう、と読んだのですが、
 なくない、のだから、また会える、という読み方もできるのかもと思い直しました。
 そっちは厳しいでしょうか。
 どちらにしても、意図的に選ばれた言葉だとは思うのですが、
 字数合わせに思えてしまいますし、
 もっとストレートな表現の方がよかった気がします。



<今月のかとちえ賞>
今回のかとちえ賞は、以下の作品とさせていただきます。

あなたには偶然だろう 私には運命だから日記に書いちゃう

たろすけさん、おめでとうございます!!
日記というのは、もしかして昨今のブログブームもふまえているのかなあと、
勝手に深読みしてしまいましたが、どうなのでしょうか。
完成度の高い作品を、ありがとうございました!


???n?[?g今月のかとちえ短歌???n?[?g
次回からは、発表形式が少し変わるため、
こういった形でわたしの短歌を出すのは、これが最後となります。
といっても、新作短歌は次回からももちろん書きますよ!
まぎらわしい言い方ですみません。

抱きしめて背骨をなぞったらわかった 偶然なのか必然なのか(加藤千恵)



<次のテーマ>

リニューアルに伴い、テーマに関しても、今までと少し形態が変わっています。
前回から≪ある場所でのシーン≫を連想させる短歌を募集しているのですが、
今回の場所は、「坂」です。
坂を舞台にした短歌、お待ちしています。
以下は募集要項です。


2月12日締め切りで、一人2首以内、テーマ記載の上、
ペンネームがある場合はペンネームも添えて。
→送り先:tanka_57577@3anet.co.jp(第二出版部「かとちえの短歌ストーリー」係まで。アドレスの「@」を半角に修正してお送りください)


どうぞよろしくお願いします!