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新しい手帳が発売の時期

最近書店へ行きますと、来年から使う手帳が所狭しと並べられているのをよく見かけます。
もうそんな時期になったんだなと思ってしまいます。

手帳の売場ができたのとほぼ同じタイミングで、「手帳術」が題名に入った書籍やムック、さらに手帳の特集の雑誌も並ぶようになりました。
もっとうまく手帳を使いこなしたいと思っている人が多いのだろうと推測できます。

私は一年だけ「超整理手帳」を買ってみましたが使いこなすことができませんでした。
整理整頓が苦手な私には荷が重かったようです。
それで結局普通の能率手帳を普段は使っています。
かといって私の仕事ぶりが能率的かというと自信がありません。
私の手帳術は「名は体をあらわさず」のようです。
2007-10-24

漢字でよむ おくのほそ道 第1回
はじめに

漢字でよむ 奥のほそ道
2007年4月25日


はじめに


 
日本語は、漢字を音読み訓読み自在に使いこなすことによって、その表情が豊かになり美しくなった。

その典型的な作品は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」である。

そして、「おくのほそ道」は、旅の文学でもある。

旅とは出逢いでもある。

人の一生も、旅そのものであろう。何と、どのように出逢いながら、その日々を過ごすものであろうか。


作品はまた、芭蕉さんの歩行(かち)の記録でもある。

「歩」という漢字は、左右の足跡を重ねた形である。

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そして、地に足をつけて歩くということは、単に宇宙空間を移動するということではない、その地の地霊と接する行為でもあるのである。

古代から、例えば、重要な儀礼の場所に到る場合、王者といえども車から降りて、徒歩でもってそこへ向かうものであったという。

「おくのほそ道」は、その地その地の、土地の神々との対話の記録でもあるのだ。


「ほそ道」への旅立ちは、旧暦3月27日、今の暦なら5月16日ということになっている。

さあ、私たちも、松尾芭蕉の「おくのほそ道」に誘われながら、初夏の旅へとでかけようではないか。
 

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【著者プロフィール】 伊東信夫(いとう・しのぶ)

1926年、山形県生まれ。白川漢字学の系譜に連なる漢字研究家。
1947年、山形の冬季分校の教師となって以来、長く教職に携わる。
現在は、漢字学の研究と共に、子どもや教師たちに漢字のおもしろさを伝えるため、各地で講演するなど、活躍中。主な共著書に「漢字カルタ」「漢字はみんな、カルタで学べる」「漢字がたのしくなる本」シリーズ(いずれも太郎次郎社)、「成り立ちで知る 漢字のおもしろ世界」シリーズ(スリーエーネットワーク)がある。
現在、立命館大学 白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員。