Topics

毎月買ってます

今日はネタに困ったので、奥の手を出します。
今日は何の日か調べたところ、「時刻表記念日」とありました。
これは、私は取り上げずにはいられません。

そもそも1894(明治27)年のこの日、日本初の本格的な時刻表『汽車汽船旅行案内』が出版されたのにちなみ、10月5日を時刻表記念日としたとのことです。

無人島に一冊だけ本を持っていくとしたら何を持っていくか、といった質問があります。
私は躊躇なく時刻表を選びますね。
時刻表を見て、空想の旅の世界に浸ってしまえば、無人島での生活も退屈しないで過ごせる自信があります。

おっとこんなこと書いている場合じゃないな。
早く帰って、実際に出かけるかどうかは置いといて、三連休の鉄道の旅の計画を立てるために時刻表を開かなくては。
2007-10-05

????????『バババババンコク』パブリシティ

?{『クロスワードレディース』(世界文化社)11月号(10月1日発売)、「マル得情報センター」ページ内で紹介されました。サイン本のプレゼントがあります。?v???[???g
sPict0015.jpg

sPict0016.jpg

?m?d?v9月6日のKuma*Kuma氏ラジオ出演は台風のため、延期となりました。日程が決定次第、掲載いたします。
ィ9月6日、ラジオFM湘南ナパサ(78.3MHZ)「てつろうのMUSIC SCHOOL BUS」(木曜21:00〜22:00)にてKuma*Kuma氏出演決定!
『バババババンコク』がリスナーへプレゼントされます。詳細はぜひ番組をお聴きください。
(受信エリア:藤沢、茅ヶ崎、平塚、大磯、伊勢原、秦野)



?{フリーペーパー『キレイになるマガジン・ブランシェ』(マガジンアンドマガジン社)8月号(7月26日発行)

branche1
27ページの「今月の書籍紹介」に掲載されました。
branche3

?{女性コミック誌『コーラス』(集英社)9月特大号(7月28日発売)
chorus1
122ページの「まんがに歴史あり」のコーナーでKuma*Kuma先生インタビュー&『バババババンコク』が紹介されました。
schorus honbun.jpg

漢字でよむ おくのほそ道 第20回
金沢

漢字でよむ 奥のほそ道
2007年9月6日



金沢


■ 原文 ■


卯の花山・くりからが谷をこえて、金沢は七月中の五日也。爰に大坂よりかよふ商人何処と云者有。それが旅宿をともにす。一笑と云ものは、此道にすける名のほのぼの聞えて、世に知人も侍しに、去年の冬、早世したりとて、其兄追善を催すに、
  塚も動け我泣声は秋の風


oku20.jpg


原文出典:『芭蕉 おくのほそ道』岩波書店



■ 訳 ■


越中、加賀の境、卯の花山・倶利伽羅(くりから)が谷を越えて、金沢に到着したのは陰暦の7月15日。この地に大阪から通っている商人の何処(かしょ)という者がいて同宿となる。

金沢には、一笑という者があって俳諧の道に勝れ、その名は遠く江戸まで知られておった。金沢では、その一笑と会えるのを楽しみに旅をつづけて来たのでもあったが、昨年の冬、惜しくも36歳の若さでこの世を去ったという。…なんということであろう。…

一笑の兄、ノ松(べっしょう)が、彼の冥福を祈って句会を催してくれた。その発句(ほっく)

  塚も動け我泣声は秋の風

この哀しみに感じて塚も動け、私のこの慟哭は、蕭蕭たる秋の風そのものである。




■ 注釈 ■


「やまば」が過ぎれば「別れ」

「おくのほそ道」の作品構成の特徴のひとつは、市振の関の章の「やまば」に到るまでは、出逢い出逢いの連続であるのに対し、以後は別れの連続となることである。

即ち、自らを仏五左衛門と名乗る宿の主人。こころよく馬を貸す那須の農夫。そして、すみずみまで心のゆきとどく仙台の画工加右衛門。これみな、日本人の代表というべき人物と出逢う。

それに対し、市振の関での、心残りする別れの後は、出逢うべきはずの人とは逢えない金沢。やがては、同行(どうぎょう)の曾良とさえ別れ別れの旅がつづくということになる。

「おくのほそ道」は、紀行文でありながら、物語文と同様、その構成には、きちんと「起承転結」が設えられているのである。






【著者プロフィール】 伊東信夫(いとう・しのぶ)

1926年、山形県生まれ。白川漢字学の系譜に連なる漢字研究家。
1947年、山形の冬季分校の教師となって以来、長く教職に携わる。
現在は、漢字学の研究と共に、子どもや教師たちに漢字のおもしろさを伝えるため、各地で講演するなど、活躍中。主な共著書に「漢字カルタ」「漢字はみんな、カルタで学べる」「漢字がたのしくなる本」シリーズ(いずれも太郎次郎社)、「成り立ちで知る 漢字のおもしろ世界」シリーズ(スリーエーネットワーク)がある。
現在、立命館大学 白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員。