更新日7月10日
<ご挨拶>こんにちは、加藤千恵です。
わたし自身のブログや出演するラジオ番組などでもご報告させていただいたので、
もうご存知の方もいらっしゃるかとは思うのですが、
先日、入籍いたしました。
人妻としての色気を出していくとともに(しかし具体的にとるべき方法がわからない)、
人妻短歌、精進していければと思います。
それでは、短歌を作る上でのワンポイントにうつります。
<予想外の着地点>
最初に、2つのわたしの短歌を例に出します。
(1)思いきり悲しむこともできなくて中途半端に傷ついている
※『ゆるいカーブ』(スリーエーネットワーク)収録短歌
(2)嘘ついたことなんてない いつだって本気で好きだ そのときだけは
※『たぶん絶対』(マーブルトロン)収録短歌
1つ目の短歌は、途中で曲がることなく、最初から最後までまっすぐに落ちてくる感じ。
2つめの短歌は、まっすぐに落ちてくると思ったのに、最後でずれて落ちた感じ。
意識的にも無意識的にも、読者は「流れ」を予想しているものだと思います。
たとえば小説で、
「花子さんは幸せでした。ところが」と書かれていたら、
ああこの後に花子さんには不幸が訪れるのだ、と思いつつ読み進めるだろうし、
「花子さんは幸せでした。そのうえ」と書かれていたら、
待っているのは、さらにすごい幸せだと思いつつ読み進めるだろうし。
短歌は31文字と、他の文芸作品に比べても短いため、
なかなか「予想を裏切った着地点」というのは見つけにくいです。
論理が破綻して、支離滅裂になってしまっては意味がないですし。
もちろん、予想を裏切る短歌>予想通りの短歌、ということではなく、
予想を裏切る短歌ばかりを詠むべきとは思っていないです。
ただ、予想外の着地点を探してみるというのも、
なかなかおもしろい作業だとは思います。
モテるのにもギャップ(イメージと実際とのずれ)がポイントになったりするらしいので、
ぜひ短歌でも、予想を裏切ってみることに挑戦してみてください。続きを読む